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2020年10月 9日 (金)

動中の工夫

「動中の工夫は静中に勝ること百千億倍」

これは、臨済宗の祖であり、禅僧である白隠禅師の言葉であり、

「遠羅天釜」の上巻「答鍋島摂州候近待書」に出てくるもので、

禅の修行法と内観法について述べ、殊に「動中の工夫」を説いたものである。

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禅の修行と言うと、静寂な禅堂で座禅することだと思いがちだが、

「静中の工夫」よりも、日常生活全体を修行の場としていくこと、

つまり、「動中の工夫」の方がより重要であると言う意味です。

また、禅門に於いては、一作務、二座禅、三看経と言われるように、

作務(労働)そのものが重視されている。

働くと言っても、ただ働いているのではなく、働いている中で禅を求め、

常に工夫しているのが作務の精神だと言うこと。

なので、仕事にどう取り組み、どう片付けるか!?

前向きに仕事をとらえると、そこに工夫が生まれる。

その仕事への工夫こそが、働く喜びとなり、生きがいとなるってことだ。

禅って、現代にも通じる素晴らしい教えだと思う。

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